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「デュラララ!!」イベントレポート

『デュラララ!! DVD発売 de デュラララプソディ in 光が丘』イベントレポート

5月16日に東京・光が丘IMAホールにて「デュラララ!!」DVD購入者限定イベント “デュラララ!! DVD発売 de デュラララプソディ in 光が丘”が開催されました。 イベントには豊永利行さん(竜ヶ峰帝人役)、宮野真守さん(紀田正臣役)、花澤香菜さん(園原杏里役)、神谷浩史さん(折原臨也役)、小野大輔さん(平和島静雄役)、中村悠一さん(門田京平役)の豪華メンバーが出演!
トークに生アフレコに大盛り上がりでした!

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まずは「デュララランキング!!」。 このコーナーは、作品にまつわるアンケートに出演者の皆さんに事前に答えてもらい、その答えをランキング形式で紹介するトークコーナー。

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お題1:『デュラララ!!』で一番強いのは誰だと思いますか?

これは6人中4人が静雄を選択。演じている小野さんは「サイモンが一番強いかなと思ったんですよ。17話で精神的に成長するまでは、ただ暴れているだけのキャラだったんですけどね。……俺の成長が認められたのかな?」とコメントし、ドヤ顔(笑)すると、中村さんたちから厳しいツッコミが入りました。

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そして、2位には杏里とセルティがランクイン。杏里を選んだ宮野さんの理由は「エロカワイイから」というもので、神谷さんや中村さんも一緒に「杏里最強だよね!」「ね!!」と杏里の魅力を熱弁。しかし最終的に、花澤さんからとてもピュアな表情で「それって結局エロってコトですよね?」と一蹴されてしまいまいた。

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お題2:アフレコ現場が賑やかなことで有名(?)な『デュラララ!!』ですが、出演キャストの中で一番騒がしいのは誰?
このお題は宮野さんがダントツの1位。花澤さんは「ガヤの時の宮野さんは、ヘンです!」とコメント。
どうやらガヤに映画監督でもあるお笑いタレントさんがときどき現れるそう。神谷さんは「スイッチが入った時のマモちゃんは、誰にも止められないよね」と選んだ理由を話してくれました。ちなみに神谷さん曰く、平均的に一番騒がしいのは中村さんだそうです。

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お題3:『デュラララ!!』で疑問に思っていること、教えてほしいことはありますか?
キャストの皆さんが『デュラララ!!』で疑問に思っていることに電撃文庫「デュラララ!!」担当編集和田Pが答えます。

豊永さんの質問「舞台を池袋にした理由は?」
和田Pの答え「池袋は埼玉在住の成田さんにとって、一番身近な大きな街であります。
子供の頃から街に出るといえば池袋で、成田さんにとってもファンタジーに溢れた印象でした。そこらへんの心境は帝人が上京してきた時と非常に似ているのではないでしょうか? だからこそ描きやすいという面もありますし、そんな想いの詰まった街を描きたいという感じです。」
埼玉出身の宮野さんが「埼玉県民にとって、池袋は夢の街」と賛同。そしてなぜか突然「埼玉にはネギがありますよ」と花澤さん。「全国にあります」と宮野さんから。

宮野さんの質問「みんなの戦闘力は? 強い奴らがいっぱいいる中で、何気に強い正臣は一体何番目なんだろうか?」
和田Pの答え「一番強いのは静雄とサイモンです。静雄以下、帝人以上のどこかでしょうか?強いと思えば強いですし、時と場合によります。女の子には弱いです(笑)。」
その答えに静雄役の小野さんはまたもやドヤ顔(笑) そして神谷さんと豊永さんの「広いな!!」、「帝人最弱じゃん!」というコメントのとおり、正臣の強さはわからないままでした。

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花澤さんの質問「遊馬崎ウォーカーって名前はなんなんですか?ずっと気になっていましたが、ハーフなんでしょうか?」
和田Pの答え「彼はハーフです。 ワゴン組の4人は、全て電撃文庫作家が基になっております。
「遊馬崎ウォーカー」は、繰り返し読んでいますと、「撲殺天使ドクロちゃん」などを書いている「おかゆまさき」という作家になる感じなのでした。」 花澤さんの「なんなんですか」が物議をかもしつつ、「どこの国とのハーフなのか?」と新たな疑問が生まれました。

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神谷さんの質問「ワゴン組は何を生業としているのか気になります。」
和田Pの答え「門田は左官屋。DVD vol.05(6/23発売)の特典小説で、彼の仕事&人柄が明かされます。乞うご期待!遊馬崎は、氷の彫刻造形師。ホテルとかのイベントとかで氷で白鳥とか(二次元キャラとか)作ったりしています。 狩沢は、シルバーアクセサリーの制作販売。渡草は、家族がやっているアパートで家賃の取り立て(兄弟姉妹で経営)。」
ワゴン組のリーダー的存在である門田だが、他のメンバーの意外な職業を聞いた中村さんは「なんだ、ドタチンどんどん立場なくなってきたわ…」とちょっぴり焦った様子でした。

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小野さんの質問「露西亜寿司のメニュー。どんなメニューがあるか気になる」
和田Pの回答「こちらは何でもアリだと思います。彼らは創作ロシア寿司っぽいところもありますし(天然なのか戦略なのかは不明ですが)。むしろ小野さんが考えていただいたメニューが、そのまま原作でも登場するかもしれません。
一つあるとすれば、メインはカニです。最新刊8巻では、マトリョーシカ巻きが出ます(笑)。
あとは皆さんにお任せです。原作に出しますので(笑)。」
8巻に出てくるというマトリョーシカ巻きの話題で出演者は大盛り上がり。宮野さんは「海苔巻きの具が海苔巻き。そしてまた海苔巻き……」と予想。最後は米粒になっちゃう?

中村さんの質問「杏里はその暴力的なまでの肉体を武器にすることはあるんですか?」
和田P「杏里は本人が意識しないうちに、他の男子たちを攻撃しているかもしれません……。 しかも杏里は、自分のスタイルの良さに全く気付いておりません。服のサイズとかに関しては、「自分はちょっと太ったのでは……」と思っている今日この頃です。」
質問が出た瞬間「お前本当にダメだぞ」、花澤さんに「ハレンチ」とつっこみが入りましたが、和田Pの答えに男性陣が大盛り上がり。

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お題4:『デュラララ!!』でお気に入りのシーンを教えてください
ここではキャストさんのお気に入りのシーンを紹介。
まずは第14話より“新羅、セルティ、森厳のシーン”。映像が流れた瞬間に会場からはくすくすと笑いが起こりました。このシーンを選んだのは豊永さんと花澤さん。豊永さんは「ガスマスクと首なしライダー、四文字熟語ばっかり使う人の会話があまりにシュールだから」とコメント。そして小野さんが「ドジっ娘セルティ、ドジっ娘セルティ~♪」と、森巌のモノマネを家でやっていたことを暴露していました。
続いて、中村さんが選んだ第6話の“ワゴン組で歌うシーン”。中村さんは、収録当時のことを振り返り、ものすごくざっくりと「歌ってみてください」と言われて、歌詞を自分たちで考えたりして、苦労したとのことでした。

最後は第2話から臨也のシーンが2つ選ばれていました。1つは花澤さんが選んだ“臨也が莉緒を追い詰めるシーン”。
その理由について花澤さんが「臨也に責められるとキュンときちゃうんです。女の子はあーゆーのがいいんです!」と話すと、会場の女性ファンからは大きな拍手や「わかる!」という賛同の声が起こっていた。もう1つは、小野さんが選んだ“臨也のMAX立ち”。映像が流れると、宮野さんと神谷さんは「これね!」と納得。第2話のラストシーンで、台本のト書きに「臨也MAX立ち」と書かれていたため、現場で話題になったという。そして、神谷さんと小野さんのお二人がイメージする「MAX立ち」を披露すると観客席からはひときわ大きな歓声が起こっていた。

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ちなみにMAX立ちの本当の意味はDVD vol.01のオーディオコメンタリーで明かされています。



デュララランキング!!は以上で終了し、「岸谷新羅の四字熟語講座」の映像が流れたあと、生アフレコのコーナーへ。
実演されたのは第5話の学生組の会話、第18話の門田と正臣の出会いのシーン、第16話の臨也VS静雄シーン、第13話の学生組下校シーンの4シーン。

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シリアスなシーンや難しいシーンが多く、キャスト陣は「ドキドキする!」「緊張する」と口をそろえていました。
しかし、そこはプロの役者のみなさん!完璧にこなし、会場は感嘆の声と拍手で包まれました。さらに、デュラララ!!はナレーションやモノローグとキャラクターが喋っているセリフが重なるシーンが多くあり、普段は別々に収録されるのですが、それを同時に行うというイベントならではの試みが披露されました。帝人と正臣が話しているのと並行して、杏里がナレーションをするシーンで、ナレーションが始まると会話の音量が遠くに聞こえるようになる演出を声だけで行う豊永さんと宮野さん、そしてナレーションからセリフへスパッと切り替える花澤さん、と素晴らしい演技を魅せてくれました。


そんな役者魂を見せつけられたシリアスな生アフレコから一転して、会場を爆笑の渦に巻き込んだのが、オリジナル朗読劇のコーナー。
その名も「デュラララ!! de シンデレラ」。『デュラララ!!』のキャラクターたちによる『シンデレラ』。シンデレラに静雄、意地悪な姉たちに正臣と杏里、シンデレラと犬猿の仲の継母に臨也、王子に帝人、魔法使いに門田という突飛な配役に会場は大盛り上がりでした!

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ボリュームたっぷりでお送りしたイベントもエンディングのお時間に。
最後は出演者のサイン入りポスターのプレゼント抽選会があり、大盛況のうちに幕を閉じた。

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<キャストの皆さんからのコメント>

中村悠一さん 中村悠一さん
今日は、皆さんとお会いできて本当によかったです。アニメはもう数本で終わってしまうのですが、みなさんの応援次第で今後も他のエピソードもできるんじゃないかな、なんて思っています。まだ何も決まっていないんですけどね(笑)。ここから先もDVDがたくさん出ますが、バカスカ買っていただいて、次につながる力に変えていただければ、もっともっと『デュラララ!!』の世界を贈ることができると思うので、力を貸してください。ありがとうございました!

小野大輔さん 小野大輔さん
『デュラララ!!』が始まった時は、ただただ叫ぶばかりで、お話もしっかりとわかっていませんでしたが、お話を追うごとにすごくおもしろくなっていきました。アフレコに参加しているのにオンエアがすごく楽しい作品でした。みなさんもDVDがすり切れるくらい、たくさん見てくださいね。これからも『デュラララ!!』をよろしくお願いいたします。

神谷浩史さん 神谷浩史さん
『デュラララ!!』という作品にかかわるようになって、かなりの時間が経ちます。一番最初にイベントでみなさんとお会いしたのが去年の秋で、またこうしてステージに立つことができて非常にうれしいです。アフレコ自体は終了してしまったので、みんなに会う機会は減ってしまっていたのですが、こんなステージの上でみんなと一緒に『デュラララ!!』について話すことができたのはうれしく思います。本当にありがとうございました。

宮野真守さん 宮野真守さん
『デュラララ!!』のイベントに参加したのは初めてですが、とても楽しかったです。生でドラマなどもできて。このメンバーでイベントをできたのがとてもよかったですね。アフレコ現場も本当にこんな感じなんですよ(笑)。それは、作品の持つ力のおかげだと思っているので、これからもみなさん、『デュラララ!!』を愛してください。今日は、本当にありがとうございました!

花澤香菜さん 花澤香菜さん
こんなに女の子がたくさんきてくれるイベントというのも、なんだかうれしいですね(笑)。客席に飛び込みたい気分です。他にもまだまだキャストのみなさんはたくさんいらっしゃいますので、ぜひまたこうした形でイベントができたらいいなと思っております。今日は本当にありがとうございました。

豊永利行さん 豊永利行さん
今日は本当にありがとうございました。つたない進行でしたが、お客様の暖かさに救われました。そして何より、楽しいイベントでした。またこうしてイベントでキャストのみなさんや、お客様とお会いしたいです。本日はイベントにお越しいただきありがとうございました。これからも『デュラララ!!』の応援をよろしくお願いいたします!

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