2015年3月15日(日)に秋葉原UDXで開催された“電撃文庫 春の祭典2015“にて、『デュラララ!!×2 承』より豊永利行さん、小野友樹さん、M・A・Oさん、久野美咲さんが登壇するトークイベント『電撃文庫 春の祭典2015 de デュラララジカル!!』が行われました。
『こんにデュラ!』と会場のお客さんへ挨拶をすると、まずは各キャラクターの名シーンを交えキャラクターを紹介していくことに。第5話『一寸先は闇』から茜が静雄へ無邪気に「死んじゃえ」とスタンガンを当てるシーンで、久野さんは「純粋で素直だからこそ自分の信じていた友達が嘘を付いていたことに深く傷つき、心が壊れてしまいああいうことを(スタンガンを当てる仕草をして)してしまったのだと思います。無邪気な心を持っている女の子だなと思います。」と茜を紹介しました。そしてM・A・Oさんはヴァローナは難しい言葉を流暢に話すキャラクターということで、演じる前に分からない単語を調べて理解してからアフレコに臨んでいると明かしました。ろっちーこと六条千景を演じる小野さんは「僕が持ってないものを全部持っている。格好良くて女子を侍らせて強い、中学2年生の夢みたいなキャラクター」と紹介し会場を笑わせました。そして豊永さんは「青葉の言動や行動が怪しくなってきているので、ここから帝人がどのような決断をするのかを考えながら、原作ファンの方はクライマックスの帝人のイメージが凄く強いと思うので、繊細な芝居に挑みました。」と話しました。
今回のステージでは原作者の成田良悟先生から4人へ質問が寄せられ、その質問に回答していくコーナーも。小野さんへの質問は「六条千景には必殺技がないのですが、彼に似合う必殺技はないでしょうか?」ということで小野さんがステージ中央で一回転しつつ「ろっちーガールズコレクション!」と決めて見せました。これは四方八方から女性が来て敵にビンタを食らわす必殺技と説明。M・A・Oさんへの質問「『デュラララ!!ファンへお勧めの本があれば教えて下さい」には、「登場人物が何人かいてその人達それぞれの視点で物語が進み、後々読み返すと時系列が繋がってくる『デュラララ!!』に似ている感じの小説です。」と伊坂幸太郎さんの『ラッシュライフ』を紹介しました。そして『アフレコ現場の雰囲気を教えて下さい。』との久野さんへの質問に「登場人物が多いのでキャストも大勢いらっしゃって凄く緊張するのですが、花澤香菜さんがいつも隣に座ってリラックスさせてくれます。」と現場の様子を紹介。最後に『肉体的、精神的に鍛えることを何かやっていますか?』という質問に豊永さんはステージ中央に立ち「体幹が大事なのでそこを意識してストレッチや筋トレをしています」と答えつつダンスを披露するも「滑ったので帰っていいですか?」と会場を笑わせました。
『野望を語れ!春の祭典 de デュララライティング!!』と題されたコーナーでは今後の野望を発表していきました。豊永さんは「オープニング・タイトルを『ヂョタタヲ!!』にする」、小野さんは「ろっちーらしく女性を100人連れて池袋の街を歩く。」、M・A・Oさん「女性陣の露出をもう少し!!」、久野さんは「ろっちーと仲良くなりたい」とそれぞれ発表しました。
最後にキャスト陣よりファンへメッセージが贈られトークステージを締めくくりました。
久野
初めてデュラララ!!のイベントに参加をさせていただいたのですが、皆様に愛されている作品なんだなと改めて感じることができました。アフレコはまだ続いているので、茜ちゃんに近づけるように原作をたくさん読み込んで頑張ります。静雄さんとの関係も今後どうなるのか注目していただければと思います。ありがとうございました。
M・A・O
「承」がもうすぐ終わり、7月より「転」が始まるわけですが、ヴァローナのロシア語も頑張っていきたいと思っています。ロシア語の先生にも監修していただいているのでちゃんと聞こえていると嬉しいです。ロシア語も聞いていただきつつ、ヴァローナの今後を楽しみに見ていただけたら嬉しいです。
小野
普段パワー系のキャラクターを演じることが多いのですが、ろっちーのような女性に優しかったり格好いい部分を持つキャラクターをどのように演じていこうか考えながら演じさせていただきました。今回初めてのデュラララ!!のステージでしたが温かく迎えて頂いて参加できてよかったと感じています。これからのろっちーに期待していただきつつ、転結に向けて物語が加速していくので引き続きよろしくお願いいたします。
豊永
今回のようなファンに集まっていただけるイベントに参加させて頂いて本当に幸せだと感じています。原作ファンの皆様にも納得していただけるような作品作りを常に心がけていきたいと思います。今後も応援の程よろしくお願いします。ありがとうございました。