3月25日に発売されたBD/DVD『デュラララ!!×２ 承』第2巻の購入者限定イベント『デュラララジカル!! in乃木坂』が5月11日に都内某所で行われました。当日は豊永利行さん（竜ヶ峰帝人 役）、宮野真守さん（紀田正臣 役）、高垣彩陽さん（狩沢絵理華 役）が登壇し、『デュラララ!!×２ 承』の振り返りトークや7月より放送開始の『デュラララ!!×２ 転』への意気込みなどが語られました。
MCの呼び込みで登場したキャスト陣。まずは第1期が放送された5年前と現在の現場の雰囲気について聞かれ、当時20代中盤だったキャストが現在30代になるといった年齢の話になり、30代のキャストの名前が挙げられていきました。 現場の雰囲気も皆さん年齢が近いこともあって5年経った現在も変わらずに和気藹々としていると教えてくれました。
続いて名シーンとして『狩沢が杏里の胸を揉むシーン』『正臣と沙樹の会話シーン』『帝人と青葉が契約をするシーン』が上映され各シーンについて紹介していきました。『狩沢が杏里の胸を揉むシーン』にてついて高垣さんは原作を読んだ時からアニメ化されるのかが気になっていたシーンのようで「胸を揉まれている映像に気を取られて話していることがまったく耳に入ってこない（笑）」と話しました。続けて『正臣と沙樹の会話シーン』について宮野さんは「正臣が動き出したことで彼の物語もついに動き出す。とても楽しみです。」と紹介。そして『帝人と青葉が契約をするシーン』について豊永さんは「ろっちーが帝人に「ダラーズのリーダーな訳ないだろ」というシーンの後の帝人の涙が、なんで泣いているの？と思いました。」とこれまで帝人に一定の理解を示してきた豊永さんも、このシーン以降帝人のことが分からなくなってきたと話していました。
さらに公式ツイッターで募集したキャストへの質問に答えていくことに。『ワゴン組メンバーに他のキャラクターを加えられるとしたら誰を選びますか？』との質問に高垣さんは「ある意味とぐさっちが輝く切っ掛けとなった聖辺ルリちゃんですね。」と回答。続いて「私は帝人くんという存在が良くわからないです。豊永さんはどのように役作りをしていますか？」との質問に「承の最終話で僕も良くわからなくなっています。僕の怒りを受け入れろと言ってボールペンでバーンでしょ？何してんの？って（笑）。ろっちーとのシーンで帝人が泣いてからの心境の変化がどうしてそうなるのか理解できず、どうしたらいいのだろう？という状態で収録に臨んでいます。その葛藤が帝人の心情とリンクする部分もあるのではと考えたりもします。」と心情を吐露しました。そして宮野さんへの質問は『カラーギャング（グループ）を作るならどんなチームを作りますか？』。「黄巾賊のリーダーに聞く？」という豊永さんの突っ込みもありつつ、「渡草と一緒に歌って踊れるチームかな？（笑）」と会場を笑わせると、再び豊永さんが「何千パーセントかな？」と突っ込みを入れ会場をさらに沸かせました。
『妄想せよ！デュララランデヴー！！』と題されたコーナーでは『キャラクターたちのこんなシーンが見ていたい』という妄想を発表していきました。豊永さんは『全員の首がなくなる』『デュララブ☆4000％』、宮野さんは『カラオケで帝人が「Reason…」を歌う。』『帝人と正臣がテニスをする』、高垣さんは『みんな杏里なみの巨乳になる』と発表。
イベントの最後にはファンへメッセージが贈られました。
-
高垣
「「デュラララ!!」を愛してくださる皆様とアットホームな雰囲気の中お会いできる機会をいただけてとてもありがたかったです。5年経って携帯がスマートフォンになっていたり、実際の池袋の街並みも変わってしまっていたりするのですが、池袋で巻き起こるキャラクター達のドラマを今後も楽しんでいただきたいと思います。これからも「デュラララ!!」をよろしくお願いします。」 -
宮野
「今回のイベントで僕らのちょっとした下らない話しの端々に(笑)「デュラララ!!」への想いを感じてもらえたのではないかなと思います。ずっと関わっている作品で、僕ら自身も多少なりとも成長していると思いますし、当時からの想いを引き継いでいるからこそできる表現があるのではなないかと思っています。これから物凄い事が起こるのですが、そこに僕らが全力で向かっているので、さらに物凄いことになっているという自信があります。これからも「デュラララ!!」の動向をずっと見守っていてください。」 -
豊永
「7月から「転」がスタートするということで、きっと「承」で散りばめられていたピースが「転」でさらにグルグルとなってグチャグチャとなって、風呂敷広げすぎちゃって「結」でどう畳むの？ってなると思います（笑）。皆さんの「デュラララ!!」愛に囲まれて幸せを感じています。これからも「デュラララ!!×２」を応援して頂けたら嬉しいです。」