- 脚本
- 村井さだゆき
- 絵コンテ
- 今川泰宏
- 演出
- 米田光宏
- 作画監督
- 南 伸一郎・海堂ヒロユキ・門 智昭
ロシアの原野で二人の殺し屋は語る。決して侵してはならぬ不文律を侵した脱走者の話を。組織を抜け、日本で便利屋として活動するヴァローナとスローン。それを追う“哲学する殺人機械”エゴールと、事態の行く末を見守るデニスとサイモン。遠き国から連綿とつづく彼らの物語は、池袋の街でも新たな火種となり広がりを見せ……。
泣いても現実は変わらない。泣き言で同情を買おうとしても無駄だ。かつてモスクワ大公国が税の軽減の嘆願をしりぞけたばかりか、見せしめとして嘆願者を処分さえしたという故事から。(出典:wikiquote)
「今回はロシアのことわざ。随分割り切りが良いというか、取り付く島もない感じだねぇ。そうそう、以前サイモンが臨也に告げた『錐は袋に隠せない』というのもロシアのことわざで、この意味は“隠しごとはいつか表沙汰になるぞ”ってこと。ほかにも色々面白い表現があるから、調べてみると楽しいかもしれないよ。ロシアといえば、また露西亜寿司でセルティとフォーチュンクッキー食べたいなぁ…。今度は絶対、順風満帆な僕らの愛をあらわす結果が出ること間違いなしだね!」