- 脚本
- 高木 登
- 絵コンテ
- 川面真也
- 演出
- 伊部勇志
- 作画監督
- 川添政和 田中織枝
臨也の負傷により不意に訪れた休日にも、矢霧波江は愛する弟・誠二に関する情報収集に余念がない。労力も財力も惜しまず得る情報から誠二の日常を垣間見て喜びを抱く日々。しかし一方で、憎しみに心を染め上げる。弟の傍らに常に寄り添う少女・張間美香。その存在についに業を煮やした波江は、美香を排除することを決意するが……。
人の世や人の一生の栄枯盛衰が、夢のように儚いことのたとえ。(出典:ことわざ辞典)
「『邯鄲夢の枕』『一炊の夢』とも言われる中国の故事のひとつだね。日々起こる池袋の街の騒動も、この街の歴史の中ではほんの一瞬の儚いものなのかもしれない。でもそんなこと、渦中の彼らには関係ないか」