脚本 | : 太田 愛 |
絵コンテ | : 松尾 衡 |
演出 | : 古谷田順久 |
作画監督 | : 田中織枝 |
ここ暫く、池袋から渋谷の間で失踪事件が増えていた。消えるのは地方から家出してきた者や不法滞在者など、消えても跡が残らない者達。 そして今日も、人間狩りをするために鉄パイプを片手に獲物を探す若者達が、不法滞在者が隠れ住むある廃ホテルに侵入した。逃げ惑う人々を「商品」と呼び、楽しみながら捕まえる彼らが口にする“納品先”とは。そして捕まった者を助けるために立ち上がった、意外な人物達とは――。
「東奔西走(とうほんせいそう)」
例文:
「僕は駆けた…。力の限り、運動不足のこの足が悲鳴をあげてもなお、東奔西走した。そしてついに見つけたんだ、『数量限定・幻のうまさ。雪深い町の主婦が愛情込めて作りました。絶品!懐かしいおふくろの味・昔ながらの手作り味噌!(商品名)』!!」