脚本 | : 高木 登 |
絵コンテ | : 今掛 勇 |
演出 | : 松田 清 |
作画監督 | : 小倉典子 |
混乱をきたし始めた池袋の街。その様子に、自分の思惑通りに事は進んでいるのだと、臨也は楽しそうに口元を歪めた。
そんな臨也の企みを知らぬまま、正臣はとある廃工場で物思いに沈む。
また同じ場所に戻ってきてしまった自分、病院で自分を待ち続ける三ヶ島沙樹という少女の存在。
過去からは逃れられないのだと、かつて臨也から告げられた言葉が正臣の頭の中を駆け巡っていた。
「死生有命(しせいゆうめい)」
(出典:kanjiKentei)
例文:
「死生有命、生者必滅、地獄の沙汰も金次第」
「あのさぁ、そういうのって治療しながら言う言葉?」
「だって言ったところで気にしないだろ?」
「しかし今日のゴミ箱は常にも増して痛かった」
「君の体も大概デタラメだよね~」