脚本 | : 根元歳三 |
絵コンテ | : 大畑清隆 |
演出 | : 古谷田順久 |
作画監督 | : 奥野治男 |
行方不明になった杏里の親友、デュラハン、首に傷のある女、矢霧製薬、人身売買。そして、ダラーズ。バラバラだったピースがひとつずつ嵌まっていく。池袋の繁華街。雑踏の中、波江と対峙する帝人。緊張に強ばりながらも、その瞳はまっすぐに波江を捉えていた。すべての謎と欺瞞を暴くために――。
その二人を見下ろすようにビルの屋上に佇むセルティは、新羅の言葉を思い出し、自問する。
首を探し続けた自分の存在意義とは一体なんなのか。そしてそんなセルティの悩みさえ覆い尽くすかのように、夜の街に人影が次々と増えていた――。
「疾風怒濤(しっぷうどとう)」
(参考:四字熟語データバンク)
例文:
「本編はいよいよ佳境。ここから一気に物語は疾風怒濤の展開を見せる。君はどこまでこの絡んだ糸を解けているかな?」