#19「蒼天已死」

脚本: 太田 愛
絵コンテ: 寺東克己
演出: 八瀬祐樹
作画監督: 奥野治男/薮野浩二

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帝人、正臣、杏里が過ごす、いつもと変わらない穏やかな日常。
しかし、正臣の様子がどこかおかしいのではないかと感じた杏里は、その原因を知るために行動を起こす。
一方、池袋の街では斬り裂き魔の正体をめぐって、ダラーズと黄巾賊の間で諍いが起こり始めていた。
なんとか諍いを止めようと考える帝人の思いを無視して、二つの組織の対立は深まっていく。





蒼天已死(そうてんすでにしす)

三國志に出てくる漢詩の中の一文。「蒼天すでに死す」。


例文:

「今回の四字熟語はこれ。有名な『三国志』に出てくる漢詩の一文だね。

蒼天已死
黄天當立
歳在甲子
天下大吉

“蒼天すでに死す、黄天當に立つべし、歳は甲子にあって、天下は大吉なり”

一般的な解釈では“蒼天”というのは当時の王朝を指すのだろうと言われているんだけれど、まぁぶっちゃけて言うと『今の王朝なんてもう我慢できるか、今こそ俺達が立ち上がって変革起こしてやろうぜコノヤロウ!』みたいな感じかな?あはは、ごめん。乱暴すぎた?」

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