脚本 | : 根元歳三 |
絵コンテ | : 大畑清隆 |
演出 | : 八瀬祐樹 |
作画監督 | : 倉狩真吾 |
“池袋で一番強い男”と呼ばれ、“最凶”の名を欲しいままにする青年・平和島静雄。彼は最近、原因が分からない苛立ちにさいなまれていた。仕事のパートナーである先輩・田中トムに宥められ、荒れているという噂を聞いたセルティに心配される静雄だったが、苛立ちはなかなか治まらない。苛立ちの原因とは一体何なのか。それを探りながら街を歩く静雄の脳裏には、少年期から学生時代、さまざまな過去が思い出されていた――。
「国士無双(こくしむそう)」
(出典:大辞泉)
例文:
「国士無双っていうとなんだか筋骨隆々の人物を想像してしまうんだけど、言葉自体にそんな意味はまったく含まれていないんだよね。ということは、セルティのように才色兼備、妖姿媚態な国士無双もあり得るわけで……おぉぉ、なんて素晴らしいんだ!」
「……お前、よくこんなのと四六時中一緒にいられるな」
『私もそれが不思議なんだ』